北九州市民サミット2008の記事
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080420ddlk40040307000c.html
北九州市民サミット:25の団体や企業、社会貢献活動を報告 /福岡
第3回北九州市民サミット2008(実行委主催、毎日新聞社など後援)が19日、若松区の若松市民会館で開かれ、NPOやボランティア団体など25の団体や企業が社会貢献活動を報告した。
義務教育を十分に受けられなかった人を対象に八幡西区で識字教室を開く「青春学校」は、94年の組織発足からの取り組みを紹介。教室で学ぶ女性は「父親が朝鮮半島から強制連行された。子供のころは生活が苦しく、家の手伝いをして過ごした」と振り返り、「今は青春学校の先生方が優しく文字を教えてくれる」と語った。
また、未婚の男女に出会いの場を設けている「こっとん倶楽部」の代表は「少子化の進行で今後1人当たりの社会保障費の負担が増す」などと述べ、男女の懸け橋となる活動に理解を求めた。
入場者には1枚100円分の応援券が5枚配られた。入場者が活動を応援したい団体の箱に券を入れると、主催者から枚数に応じて各団体へ活動資金が贈られる。【木村哲人】
2008年4月20日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20080419-OYT8T00731.htm
北九州市民サミットでボランティア活動報告
北九州市内で街おこしや高齢者支援などのボランティアに取り組んでいるNPOや企業が活動内容を紹介する「北九州市民サミット2008」が19日、若松区本町3の若松市民会館で開かれた=写真=。
市民活動の輪を広げようと2006年から始まり、今回で3回目。福祉や環境など様々な分野で活動する25団体が参加し、ステージで取り組み内容や成果を発表したり、ブースで手作り弁当や小物などを販売したりした。
八幡西区の穴生市民センターで、在日コリアンの高齢者らを対象に読み書き教室を開いている「青春学校」のボランティアスタッフは、「教室が学びに来るお年寄り同士の交流や、スタッフとのふれ合いの場になっている」と話していた。
サミット実行委員長の山崎克明・北九州市立大名誉教授は「それぞれのボランティア団体が連携、協働すれば、街は住みよくなる。サミットを機に活動の幅を広げてもらいたい」と期待していた。