始業式の記事

青春学校、穴生小に移転 開校・始業式 ハルモニら決意新た 八幡西区


戦後の混乱や経済苦により小中学校で学べなかった在日コリアンのお年寄りらが通う八幡西区の自主夜間中学「青春学校」のうち、週4日利用する教室が本年度、穴生中(同区萩原)から穴生小(同区穴生)に移り、10日夜、同小で開校・始業式があった。


青春学校は1992年、穴生公民館(現・穴生市民センター)に開設され、ハルモニ(おばあさん)らが、ボランティアスタッフから日本語の読み書きや各教科を学んできた。当初は週1回の授業だったが、2003年度から穴生中にも開校。同センターでの週1回を含め平日は毎夜開かれるようになった。今回は、同中学校に養護学級の教室が必要になったことに伴い、穴生小への移転が決定。同小では図書室で学習を行う。


式にはハルモニやスタッフ計約30人が出席。ボランティア代表の柳井美枝さんが「移った校舎や人との出会いに感謝しながら勉強しましょう」とあいさつ。生徒12人がそれぞれ「ローマ字をしっかり勉強したい」「図書室の本をたくさん読む」と抱負を述べた。

=2006/04/12付 西日本新聞朝刊=

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/kitakyushu/20060412/20060412_003.shtml

みだし「青春学校、穴生小に移転」というのはちょっとちがっていて、週4日つかわせてもらっていた夜間学級の場所が中学校から小学校にかわったということです。
青春学校の場所がかわったのではなくて、夜間学級の場所がかわったのです。それから、青春学校の開設は1994年です。